旭川市に住んでいる人がバイクを買い取って欲しいと考えたときにはどのような業者を利用できるのでしょうか。地域によっては無数の店舗があって比較検討しながら売ることも可能で、時間と労力をかけて高く売るのに成功している人も大勢います。

旭川でのバイク買取事情を理解して、どんな方針を立てたら納得して売れるかを考えてみましょう。

旭川市内のバイク買取事情

旭川市に住んでいると街中を歩いていてもあまりバイク買取という広告を見ないかもしれません。車社会の北海道では自動車やバイクのメーカーはよく見かけられ、中古車も自動車であればしばしば街中でも目にすることになります。

しかし、バイクの買取店は意外に少なく、旭川市内で探すと有名どころはレッドバロンしかありません。個人経営レベルの小さな店舗はあるかもしれませんが、目立つところには見つからないでしょう。新たに大手のバイク買取店が店舗展開をする可能性もあります。

しかし、現状としては近隣の店舗で売りたいと考えたらレッドバロンだけが選択肢になるのです。

レッドバロンのサービスを確認しておこう

まずはレッドバロンがどのような店舗かを確認しておきましょう。レッドバロンは全国展開しているバイクの販売と買取をしている業者です。バイクの専門業者として主に中古のバイクや様々なパーツを取り扱っています。バイクのメンテナンスや車検も手がけていて、レッドバロンで購入したバイクには手厚いアフターサービスをしていることで定評があります。

また、自社のプライベート工場を持っているので、買取から販売、その後のメンテナンスまで一気通貫的に対応してくれるのが特徴です。さらに、バイクに関する情報発信も積極的に行っていて、ライダー達にできるだけバイクのある生活を楽しんでもらえるように努力しています。

これからもバイクとずっと付き合っていきたいと思っている人は、旭川に住むならレッドバロンを利用する価値は大きいでしょう。その上、全国エリアで利用できるため、もし旭川から引っ越すことになったとしても引っ越し先でまたレッドバロンのお世話になることもできます。

顧客情報は引っ越し先に送ってもらうことができるので、場所が変わっても手厚いサービスを受けることが可能です。

一気通貫型だからこそのメリットとは

買取という観点から見ると一気通貫型で事業を展開しているレッドバロンにはメリットがあります。一般的な中小規模の業者が買取をしているときにはプライベート工場を持っていない場合が多く、買い取ったバイクを他の業者に依頼して整備してもらった上で販売しています。

或いは、工場を持っていて整備はできる業者が買取業も行っていて、整備後に販売業者に売るという営業方式のことも少なくありません。この場合には、本業はバイクの整備や修理で、その延長線上で買取もするようになったというケースが多いでしょう。

そのため、買取と整備、販売が切り分けられていて、買い取ったバイクが次のライダーの手に渡るまでに売買取引があるため中間マージンが発生してしまいます。そのマージン分を考慮して安く買い取っておかないと買取業者が損をしてしまうのです。

また、相場に合っていない高額のバイクは買い手が見つからないのは当然なので、高く買い取ったからといって販売価格を上げられるわけではありません。

これに対して一気通貫的に社内で買取から販売まで全てを手がけていれば中間マージンは一切発生しません。工場への運送コスト程度しか余計にかかるものはないので、買取から販売までにかかるコストはかなり少なくなります。

結果として買取価格を上げやすく、特に売れる見込みがあるバイクの場合には高額で買い取ってくれる可能性が高いのです。このように考えるとレッドバロンしかないとはいえ、バイクの買取先としては十分に魅力的だと考えられます。

他と比較して売ることはできるのか

レッドバロンしかないかのならレッドバロンで売るしかないと考えるかもしれません。しかし、最近では店舗に出向かなくてもバイクを買い取ってもらえるようになりました。電話やメールで連絡するだけで自宅まで査定に来てくれる出張査定がよく行われています。

この場合には、旭川市が出張エリアの中に含まれていれば問題ありません。札幌市などの北海道の主要な都市には多くのバイク買取業者が店舗を構えていて、出張査定サービスをしているので確認してみましょう。全国的に知られている大手業者だけでなく、北海道の地元業者でも旭川まで出張に来てくれることがあります。

出張料は無料なのが業界標準なので、いくつかの業者にまとめて連絡して来てもらっても良いでしょう。査定を受けて満足できなかったら断っても大丈夫です。昔は強硬な営業をする人たちが多くて問題も発生していましたが、現在では取り締まりが厳しくなっている影響であまり心配はありません。

特に、大手業者では徹底した社員教育をしているので品行方正な対応をしてくれる場合が多く、自宅まで査定に来てもらっても不安を感じることはないでしょう。レッドバロン以外の業者と比較してバイクを高く売りたいと考えたら出張査定を活用するのが得策なのです。

まずは相場を確認してみよう

出張査定を申し込むと指定した時間には自宅にいなければなりません。その後に業者とのやり取りも発生するので手間がかかるのは確かでしょう。そのため、レッドバロンで売ってしまった方が楽だと考えるかもしれませんが、せめて他の業者がどの程度の価格で買ってくれるのかを知りたいという人もいます。

今は簡単に相場価格を調べられるようになっているので、まずはインターネットを使って確認してみましょう。

有名なバイクの場合には大手業者がリストにして買取価格を公開してくれています。あまり有名どころではないとリストには載っていませんが、ウェブフォームにバイクの情報を入力して送れば一日か二日以内にはどの程度の買取価格かを電話やメールで教えてもらうことが可能です。

どの業者の見積もりシステムを使うかによって多少は価格差がありますが、机上ではどのバイクも概ね相場が決まっているので大差はないでしょう。その価格を参考にしてレッドバロンで交渉してみるのも、他の業者に出張査定をしてもらうのも自由です。

相場を知っていると提示された価格に対して納得できるようになるので、予め自分の売りたいバイクの相場は調べておきましょう。